リクルートグループが持つ膨大かつ多様な情報を、動機となる「コンテンツ」に編集。
ユーザーの人生に寄り添うコミュニケーションに挑戦。


コンテンツコミュニケーション
ディレクター
S.M

1972年生まれ。1992年にリクルートへ、新卒入社。「じゃらん」「ゼクシィ」等の紙媒体の販促や編集、ブランドプロモーション、Webコンテンツマーケティング等を担当。現在はリクルートポイントとPonta提携に伴う施策や、リクルートグループ横断のブランド戦略の企画立案~実施における責任者として活躍中。

Before

入社した当時は、リクルートのビジネスは、まだ紙媒体が中心。私も雑誌の流通管理や販売促進を担当していました。例えば、特集毎の配本エリアの最適化。「じゃらん」の特集が箱根なら、神奈川県内のコンビニへの流通量を増やす、といったことです。また、部数アップ施策として中吊り等の広告の露出設計~買付を行っていました。その後、じゃらん関東版の編集を担当。「ネタ」「切り口」「発見性」を意識しながら、情報を編集してメッセージにする、その経験は、取扱う媒体が変わっても活きています。リクルートのビジネスの主軸が、紙からネットに移行していく中で、私自身の役割もWebコンテンツの企画やブランディングが業務の中心に。じゃらんの“にゃらん”というキャラクターを用いたブランディングは、競合と機能が同質化していく中で、「親近感」「楽しさ」で、情緒的価値で差別化を狙ったものでした。

Now

私が籍を置くCRMユニットでは、「最適な人に・最適なタイミングで・最適なコンテンツを」をモットーにしています。それを実現する上で、意識しているのは、思考をネットに閉じないように、ということ。それは、2つの意味があります。1つは、ユーザーの生活や体験を想像する事。例えば、「じゃらんでネット予約」、そのアクションは我々にとってビジネスの中心ですが、ユーザーの生活にとっては部分的な事。予約の前後、旅の最中に、旅から帰ってきたら、必要な情報(コンテンツ)は、何なのか?を想像し接点を設計したい。2つめは、ネットビジネス以外の業界から学ぶこと。流通業が持つCRMの仕組みや、サービス業の接客品質をWeb上で実現したいと考えます。

メルマガ配信やネット広告は、コミュニケーションが、プロダクトアウトになる傾向がありますが、私たちは、ユーザーに必要な情報を、いかに心地よく最適なタイミングで届けるか?を日々検討しています。例えば、じゃらんユーザーと言っても、出張で頻繁に利用される方、年1回の旅行で利用される方と様々。ユーザーそれぞれの顕在化しているニーズに沿った宿情報を届ける。その一方で、まだ訪れていないエリアや新しい旅の過ごし方を訴求し行動変容を企てる。こういった2つのコンテンツバランスの試み。ホットペッパービューティーでは、美容院の利用サイクルを分析して、ユーザーの“ちょうど良い”というタイミングで、予約の後押しになるコンテンツを届ける試み「受験サプリ」ユーザーに、「じゃらん」が持っている宿情報から、“受験で上京する際にオススメの宿”をレコメンドする、といったブランドを越えたコンテンツ施策など、日々PDCAを回しながら、より良いコンテンツをユーザーにお届けできるよう取り組んでいます。

Future

リクルートは、日本最大級の会員データベースを保有していると共に、日本最大級のコンテンツホルダーでもあります。しかも、「住まい」や「結婚」というライフイベントから、「グルメ」や「ネイルサロン」のような、日常の生活情報まで。「人生に寄り添う」というコンセプトを個人的には持っているのですが、そのスケールで、コンテンツマーケティングを企てられる事は、リクルートグループならではの醍醐味だと思います。今、クロスユースに注力しており、いくつかの施策の結果、「ゼクシィで式場を予約し、じゃらんで新婚旅行に行きました」というカスタマーの声が届いたり、リクルートのサービスを連続的に利用して頂いている実感を得ています。リクルートは、「モノ」でなく「コト」、ユーザーにどんな体験をしてもらうかを重視してきました。情報を編集し、動機となる「コンテンツ」に仕立て、最適に届ける事で、ユーザーの体験が1つ生まれている、そういう事が私にとって喜びです。今後も、最適なマッチングの追求をしていきたいですね。

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