『エイビーロード』2015年夏休みツアー問い合わせ概況

旅行

2015年06月30日

株式会社リクルートライフスタイル

株式会社リクルートライフスタイル(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:淺野健)に設置された海外旅行領域の調査・研究機関「エイビーロード・リサーチ・センター」(センター長:沢登次彦)は、海外旅行検索・比較サイト『エイビーロード』における、カスタマーの海外ツアーへの問い合わせ実績を集計し、2015年夏休み期間の海外旅行マーケットを考察いたしましたので、以下の通り発表いたします。

結果要約

1.夏休みツアー問い合わせ数(前年同時期比、以下、前年比)
→全国計で前年比120%。特に羽田発ツアーは前年比144%の大幅増加。

2.夏休みツアーの人気旅行先
→問い合わせ数は「オアフ島(ハワイ)」が、全体の13%のシェアで首位。
 2位に「セブ島(フィリピン)」が入り、上位2位をビーチエリアが占める。 

3.夏休みツアーの平均日数、希望する出発日・帰国日
→ツアー日数は平均5.8日、4〜6日間のツアーに人気が集中。
→出発・帰国希望日は、日並びのよい9月が増加し、今年の夏休みはお盆よりもシルバーウィークにピークがやってくる。

解説・考察

羽田発を中心に全般的に好調な夏休み。
オアフ島、セブ島などのビーチエリア、4〜6日間のツアーに人気が集中。
アフリカはかなり厳しい状況だが、ヨーロッパは回復基調。
旅行時期は9月が大きく伸び、今年の夏休みはシルバーウィークがピーク。

2015年の夏休みの問い合わせ実績は、前年比120%と好調だ。円安基調が続いているが、燃油サーチャージの値下げ、羽田発の価格面、サービス面で様々に充実したツアー商品が市場に出回るなど、いくつかのプラス要因も働いていると思われる。特に羽田発のツアーは144%と大きな伸びを見せ、増便の影響が大きく見てとれる。

旅行先のシェアトップは例年通りハワイのオアフ島で、特に今年はそのシェアを前年より2ポイント伸ばし、人気が集中している。2位にはフィリピンのセブ島が入り、リゾートエリアが上位に。方面別にみるとアフリカが前年同様大きく数値を落としているのが気がかり。一方、テロの影響などでゴールデンウィークには陰りの見えたヨーロッパは回復の兆しを見せている。

また、今年の夏休みは9月の連休が中心となりそう。9月のシルバーウィークは土日も含めるとちょうど5連休にあたり、4〜6日間のツアーに人気が集中しているのも頷ける。8月の方がまだシェア自体は大きいものの、例年に比べて9月の割合が高く、夏に海外旅行を計画する人のピークは明らかに9月にシフトしているようだ。

1. 夏休みツアー問い合わせ数

2015年夏休み期間(7月18日〜9月30日のいずれかが旅行期間に含まれる旅行)の新規問い合わせ数(1月1日〜6月7日までの問い合わせを集計)は、前年比(昨年の同期間)で全国計が120%。東京、大阪、名古屋いずれも前年比100%を超え、特に羽田発は144%と大きく数値を伸ばしている(データ1)。

データ1:2015年夏休み期間の新規海外旅行問い合わせ数(前年比)

※1 全国計、各地発とも、前年問い合わせ実績を100%としたときの、2015年の問い合わせ実績を%で表示。東京発は成田発・羽田発の合計。大阪発は関空発・伊丹発の合計。全国計には、東京、大阪、名古屋以外の発地(福岡、札幌など)を含む。
※2 夏休み期間の定義は、いずれの年も7月18日〜9月30日のいずれかが旅行期間に含まれる旅行。すべて同じ年の1月1日〜6月7日までに発生した問い合わせを集計。
※3 「問い合わせ」:『エイビーロード』お客さまのメールによる旅行会社への問い合わせと、旅行会社へのホームページへのリンク数を含めた数値。

2. 夏休みツアーの人気旅行先

夏休み期間で最も人気の海外旅行先は「オアフ島(ハワイ)」で、前年までと比べてさらにシェアを伸ばした。2位には「セブ島(フィリピン)が大きく上昇し、ビーチエリアが人気。また前年圏外だった「バンコク」が10位に戻った(データ2)。方面別にみてみると、アジア、ハワイ、ビーチリゾート、ヨーロッパは昨年ベースか上回るペースで堅調な動き。一方、アフリカは2014年に引き続き、前年を大きく下回る。(データ3)。

データ2:2015年夏休み期間の問い合わせ 旅行先シェアTOP10

※4 データ抽出の定義はデータ1※2と同様(以下同様)。
※5 小数点第2位を四捨五入した数値でランキング。
 

(参考)2014年、2013年の夏休み期間の問い合わせ  旅行先シェアTOP10

データ3:夏休み期間の問い合わせ エリア別前年比

3. 夏休みツアーの日数、希望する出発日・帰国日

ツアー日数に関しては、「5日」「6日」がそれぞれ2割以上を占めている。前年までのシェアと比較すると、「4日」「5日」が年々増加(データ4)。2015年の平均ツアー日数は6日を切っており(データ5)、4〜6日間に集中した形。出発希望日・帰国日はいずれも9月にピークがあり(データ6)、月別シェアを見ても、前年までと比べて今年は9月のシェアが大きく伸びている(データ7)。

データ4:夏休みツアー問合せシェア 日数別(2013〜2015年比較)

データ5:夏休みツアー問い合わせ 平均日数(2013〜2015年比較)

データ6:夏休みツアー問い合わせシェア 希望出発日・帰国日(日にち別)

データ7:夏休みツアー問い合わせシェア 希望出発日・帰国日(月別合計)

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